第47回 ~増える“新型うつ”~

最近従業員に増加している“新型うつ”。
お聞きになった事はあるでしょうか?

この新型うつは、従来のうつ病とは特徴が大きく違います。

従来のうつ病は、まじめで几帳面、自分が“うつ病”ということを認めたがらず、抑うつ状態が続きます。
そして早く復帰しなければとあせってしまいます。


しかし、この“新型うつ”自己中心的で、なんでも他人のせいにする傾向があり、仕事以外の活動に関しては、全くもって問題がありません。

ですから、休養中に旅行に出かけたり、飲み会に参加するなど、余暇活動に関しては元気ですが、仕事となると心身の不調を訴えます。
そして、うつ病で休職し続けることに関してためらいをあまり感じないのも“新型うつ”の特徴です。


「最近の若者は精神的に弱すぎる」とか「自己主張ばかりして、実態が伴っていない」なんていう言葉も耳にします。
たしかに、一昔前に比べ、現代の仕事やサービスは、肉体労働から頭脳労働に移ってきています。
そして、育児環境・教育環境も時代とともに変化しています。


そういった中、今後は精神衛生上の向上に力点をおき、誰もがもつ“成長欲求”をいかにうまく生かしていくかが大きな課題なのかもしれません。

そして、一人一人が“アサーション技術”、自分のことも考えるが、他者も大切にするコミュニケーション力(表現力)を身につければ、年齢に関わらず上手にコミュニケーションをとることができ、ストレスの軽減と、仕事の効率化に寄与するかもしれません。