第46回 得する有休の取り方

有給休暇は、前回お話した出勤率8割を満たしていれば、通常入社してから半年たつと自動的に10日付与(一般の場合)されます。

有給休暇の日数に関しては、“一般”と、“比例付与対象者”とにわかれます。
まず、”一般”に分類される週に4日以上、30時間以上働いている方の場合は下記のとおり付与されます。

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そして、“比例付与対象者”とされる週所定労働時間が30時間未満で、かつ、週所定労働日数が4日以下の方、又は、週以外の期間によって、所定労働日数が定められている場合には、年間所定労働日数が216日以下の方に関しては、下記のとおり付与されます。

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この有休休暇は、労働基準法上2年間までは有効で、それ以降は会社の裁量により消滅してしまいます。
ですから、消滅してしまう前に少しずつ、有休を取得すると良いでしょう。

そして、有休とは“労働が免除される”日です。
ですから、もともとの休みの日(定休日など)は取る事ができませんし、契約満了日まで出勤し、その後、有休消化したいというのは基本難しいでしょう。なぜなら、契約は満了日をもって終了しているからです。(親切な会社さんであればまた別ですが・・・)

ですから、もし有期契約の方でれば、以下の点を考慮するとお得かもしれません。
1)曜日によって、労働時間が違うのであれば、最も労働契約時間が長い日に取得する。
2)労働時間短縮など契約を変更する時は、短縮する前に取得する。
3)退職を考えているならば、満了日までに消化すること。その際、残日数を確認する時は、土日祝など自分のもともとの定休日を必ず除いて計算すること。でないと使い切る事は困難です。

しかし、ここで注意点!
いくら有休は労働者の権利だとしても、会社に迷惑かけても良いということではありません。業務や同僚にもきちんと配慮を示し、心置きなく有休を取りましょう。

そして、その休みを有意義に使用し、仕事・プライベート面を充実させ、“幸福度”を上げていきましょう。